日々上善は水の如く

専業主夫の夕日と山歩き

街道歩き 北国街道 高田宿〜柏崎宿 その2

3月4日 つづき

 

春日神社を出て程なくすると馬市跡が、ここは椎谷、栃尾と並ぶ越後三大馬市があったらしい、と言われても椎谷がどこにあるかも知らなかったけど

(ちなみに椎谷は日本三大馬市だったらしい)

最盛期には千頭を越したという事、千頭の馬と連れてくる人間と、ちょっと想像できない、かなりの宿があったのだろうか

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馬市跡

 

しばらく歩くと

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本誓寺跡


の看板

上杉謙信に招かれた超賢さんのお寺跡

ここにあるとの予備知識なかったのでちょっと感動

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左おうしう 右ざいみち

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越後三山 いつもと並びが違う


 

その後は道は信越化学直江津工場あたりへ

巨大な工場である、信越化学の原点みたいな所なのかな

その先には黒井駅、そして貨物駅、貨物がたくさん

その先あたりが黒井宿か

この辺りから道路は歩道がなく我々もドライバーもストレス

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黒井駅

 

その後も芭蕉句碑やなんとか天皇が立ち寄ったとかの碑とか、製塩所跡とかお台場跡、米山道の道標など見どころはたくさん

ただ歩くだけでなく当時の面影をできるだけ辿りたいと思っていたのでその都度寄り道

 

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芭蕉句碑 読めない

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兄弟?

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造り酒屋 おいしいお酒です

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米山信仰

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どんとの石井戸

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夕暮れ

ただもうかなり足が痛くなってきていた

夕暮れ迫る頃ようやく本日のお宿に到着

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ご馳走

お風呂入って一杯飲んでご飯おかわりしてバタンキューでした

 

歩いた距離25km 歩数40121歩

 

 

街道歩き 北国街道 高田宿〜柏崎宿 その1

3月4日

 

高速バスで高田へ

 

今回の旅のスタートは高田駅

生まれて初めて来た、多分

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高田駅

 

歩き始めは雁木通り

友の話によれば延長16キロ、日本一だそう

 

歩いていて気付いた所

家と家が4軒くらいくっついている

最初は親子や親戚なのかなと思って表札見ると皆違う

それに家の壁の材質や色も違う

これでは自分血だけ建て替えるってわけにはいくまい

どうするんだろう

他人事ながら気になる

 

あと玄関?に車が入ってる

車庫ではなく玄関

これは高田が空襲で焼けず古い家が多い事

家が建てられた頃は自家用車は一般的でなく、街道沿いの家のためどの家も間口が狭く、あとから車庫を作る余裕がなかったのでは?と思われた

 

この古いというのが高田駅前あたりの趣きのある雰囲気を作っているのだろう

 

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趣のある雁木通り

 

落ち着く街である

 

関川に掛かる橋を渡り、雁木通りを終えると段々郊外となり上越インターあたりの幸楽苑でお昼

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米山は目立つ

 

 

お昼食べて再スタート

春日新田宿で春日神社にお参り

 

ちょうど信越線のしらゆきが通る

すぐ隣に関川の鉄橋

なんでも当時は橋はなくここから船に乗り換えて直江津へ行ってたとの事

不便この上ないとの思うが殿様の命となれば仕方ないのか

そんな事も今回歩いて初めて知った事

 

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にわか撮り鉄

 

歩く事で知る事見える事はたくさんあると思った次第

 

つづく

 

 

3.11 あれから10年

10年前、福島で経験した事のない大きな揺れ

その後、空が一変し吹雪模様

この世の終わりかと思うほどの変わりよう

帰宅後、家の中はめちゃくちゃ

猫たちがいない

もしかして、とまずは倒れたテレビ、崩れた本の中にいないかと探すもおらず

しばらくしてどこにいたのかみんな出てくる

さぞ怖かった事だろう

 

その夜は繰り返す余震の中で家の片付け

まさか原発メルトダウンしてるなぞ思いもしなかった

 

翌日からは水が出ないので給水の列

この時頭上には放射線が降り注いでいたなんて知る由もなし

 

津波の被害に遭われた方、原発で故郷を追われた方

そんな方々に比べれば自分の被害は微々たるものかも知れないけど

間違いなく自分の人生を大きく変えることになった

 

あれから10年

 

普段忘れてしまいがちだけど忘れてはいけない日

 

絆は大切

 

 

 

宇津峯ハイキング

2月28日

 

郡山の城山、宇津峯のんびりハイキング

 

コロナ禍で遠出ができなかった去年から里山ばかり登ってきました

里山はかなりの確率で城山であることを確認

にわか城山ファンになった次第です

この宇津峯も南北朝時代にいろいろあった城

 

登山だけでなくいろいろ下調べして行くと楽しさも倍増です

年寄りの楽しみですねf:id:tarobue:20210307202628j:image
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雪割草の里 久田城址

2月22日 猫の日

 

前日の雪山から一転、春を探しに海辺の山へ

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村岡城址

松岡譲は母校の校歌作詞した人

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キクバオウレン
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新潟に春を告げる雪割草
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久田城址

春が近いと感じる気持ちの良いハイキングでした

 

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しろ